Nutubeコンテストとビルターズコンテスト
Nutubeコンテストやら、東京エフェクターのビルターズコンテストやらがありましたね。
どちらも奮わなかったですが、糧にはなりました。
Nutube
調整が甘かったなと反省。
ローが出過ぎてしまってゲインあげるとボフボフに・・・。
手元に戻ってきてから再調整してやりました。
最初からこうしておけばまだ健闘したんじゃ・・・とどうしても考えてしまいますね。
参加賞でNutubeをいただきました。
次に作るとしたらプリアンプですね。
マイクロフォニックを考えるとフットスイッチは使いたくないです。
ブースター
trebleとbassをロータリースイッチで3つから選べる仕様です。
この仕様がゆえ、音に関しては色々突っ込みをいただきました。
自分ではこの帯域がいいと思って設定しても、アンプや弾き手で欲しい帯域が異なるんですね。
この手のトーンコントロールなら微調整程度の、小さい可変が良さそうです。
見た目に関しては反省点が多々ありましたね。
ペダルを送ってから1ヶ月経っているわけですが、その間にトーレックスが浮いてきていました。
また生地が二重になっている所と、いないところでも浮きの差が顕著になっていました。
浮きの原因はシールの上に接着剤で固定しようとした事ですね。
シール表面にコーティング用の透明シートがはってありますが、接着剤が剥がれやすいようでした。まさかこんなことが・・・。
と、反省だらけですがコンテストの最後にovaltoneさんと320さんに弾いてもらってコメントいただけたので良かったです。
特にovaltoneさんには音の面で好きだと言ってもらえたので救われました。
お疲れ様でした。
【自作エフェクター】NUTUBE2
前回実験していたNUTUBEいりのエフェクターをケースに入れてみました。
ケースはなるべく小さくしたかったんですが1590Nが限界でした。
1590Bに収めてる方もいるので、それと比べたら一回り大きいです。
中の様子。
基板の裏側にいます。
ピッチの変換は共立エレショップのものを使用。非常に便利ですがこの変換基板を使うとNUTUBEが一回り大きくなりますね。
基板はこんな感じです。
回路としてはICとの混合構成です。
ケースに入れてからわかりましたが、基板がケースに触れているとフットスイッチ切替の振動でマイクロフォニックノイズが出てしまいます。
もう少し余裕を持った構成の方が良さそうですね。
改善したいところは色々ありますがいったん完了とします。
第2弾もやってみたいところです。
【自作エフェクター】NUTUBE
NUTUBEを試しています。
使い方は簡単なので誰でも扱えます。
フィラメントの電圧にだけ注意すれば大丈夫です。
NUTUBE高いし壊すのが怖いとか耳にしますが、データシートや使い方ガイドを読めばまず壊しません。
設計では電源電圧と負荷抵抗とグリッド電圧を悩むと思います。
電源電圧は高めのほうがゲインを稼ぎやすいですが、綺麗な12V、15Vを用意するのは案外面倒ですよね。
私は9Vでやりました。
負荷抵抗とグリッド電圧はセットで考えますが、負荷抵抗をあげるとゲインが上がります。
その負荷抵抗にあわせてグリッド電圧を調整します。
使い方ガイドのように可変抵抗で調整するのが良いです。
負荷抵抗によって歪む感じが変わるので色々試すと面白いですね。
低い電圧で簡単に扱えるので真空管を触ってみたいと思っている人は是非やってみてはどうでしょうか。
調整がうまくいけばコンテストに出したいですね。
【自作エフェクター】1959 SLP preamp 試作
改造した1959 SLPを弾かせてもらったことで、この音を出せないものかなと思い立って試作してみました。
オールFETではなくてゲインはICで稼いでいます。
真空管をFETに置き換える構成は色々な方が実践されてますから、少しアプローチを変えました。
とりあえずアンプの図面を参考に組んでみました。
FETで歪みを作るとそれっぽくなりますね。
また、3バンドEQがあるとよりアンプっぽさが出ます。
もう少し研究してみます。
【自作エフェクター】Rebellion 4
まだ続いてました。
前回の改造でもあまり納得できるものではありませんでした。
依頼者に念のために弾いてもらうと、コーッという発振が・・・
また改造の繰り返しではんだ不良が起きたりと
状況が良くないので刷新しました。
依頼者からはポストブーストとメインの歪みで良いですよと言われましたが、ここまでやって現在の仕様をやめるのは苦しかったのでもう一度トライです。
基板完成
ブースターはIC仕様です。
前回作ったICブースターは最低ゲインでも+3dBしていたので、最低ゲインのときは原音と限りなく音量差がないようにしました。
またポストブースターはメインの歪みに直結する構成にして、ブースト側のフットスイッチを押すとゲインが上がるようにしました。
次に、組み方にもこだわってみました。
このペダルに取り掛かってから色々学んだので、それをフル活用します。
基板のサイズ、配線の仕方、ポットの固定方法など工夫してみました。
外見はこれまで通りです。
続く
LEDポップノイズ防止回路
英語の記事を訳した資料が手元のにあったので紹介。
元の記事の場所は不明です。
ここではLED点灯回路にC1とR1を追加しています。
R2とC1によりLEDの点灯がわずかに遅れますが、十分に早いため問題になりません。
なぜR1を追加しているかというと、スイッチを切り替えLEDを点灯させようとすると、C1にチャージされた電荷が放出されスパイクが発生します。
このスパイクはLEDにダメージを与え寿命を縮め、最悪焼損させます。
R2の抵抗はLEDの明るさで適宜変更してください。
この回路を実装してもLEDのポップノイズが発生する場合は、C1を22uや47uにしても良いでしょう。
以上で翻訳終わり。
この回路をつけるとLEDがふわっとつきます。
個人的にふわっとつくのが好きなのでいつもこの回路をつけています。
【自作エフェクター】JOYRIDE
今回は完全にコピーです。
実機を持っていますがケースが大きいのとDCジャックの位置が使いづらいので、自分なりのものにします。
抵抗はカーボンコンポジットにしました。
普通のカーボンでも良かった気がしますが、実機と部品を変えてみます。
そこそこの部品数です。
線材を上に並べなければもっと小さい基板にできそうです。
組み込みです。
線材は今回からremingtonの線材を使用しています。
ギャレットオーディオで扱っている線材です。
熱耐性、適度な柔軟性、被覆がそこそこ剥きやすい。
線材は音より作業性を優先させています。
前回はビーメックスを使いましたが、被覆が硬い。強力なストリッパがあれば良いんですけどね。
部品選定です。
トランジスタの種類は印字が消してあったので何かわからず。
とりあえず2n2222とBC109を用意しました。
これらはhFEがだいぶ違います。
2つのトランジスタを色々組み合わせてみましたが、私はBC109にしました。
2N2222のほうがゲインが低いのでまろやかでオーバードライブとしては使いやすいかもしれませんが、荒っぽさが足りない気がしました。
JOYRIDEはcolorsound overdriverというのが元ネタのようですが、元ネタのよくやる改造としてDRIVEポットの定数を小さくするというものがあります。
これを試しましたがイマイチでした。
ローゲイン状態でtrebleをあげた時のじゃりっとした歪みが使えないのは痛いです。
DRIVEを上げた時の歪みはfuzzなんですよね。
回路的にもfuzzのようなもんです。
組み込みました。
完成です。
白いペダルカッコいいです。
音は実機とそこまで離れてないです。
こういったディスクリートものは部品の種類にこだわっても大差が出ないんでしょうかね。
(1石ブースターは話が別です)
以上