【自作エフェクター】sweet honey OD5
次は音出しと言いながらケース加工をしてましたね。
今回は音出しです。
まずは電源ラインをつなぎます。
ワニ口でつないで電池をつけます。
逆接防止のダイオードも発熱していないし
電源ラインの電解コンも爆発していないので、電源のトラブルは大丈夫でしょう。
次にボリュームをつけます。
ボリュームは15センチ程度の線材で基板とつなぎます。
このとき芯線が見えるようなつなぎをすると、線材の動きで断線しやすくなるので注意です。
INとOUTの線材は20センチくらいにしておくと安心。
ボリュームでGNDに接続するところも、基板から接続するのが良いですね。
音出しはすべてのボリュームを左に回しきってから電源を入れます。
この時、ボリューム接続が逆だと最大音量になるので注意。
心配なら左に回しきった状態で、テスターで抵抗値を測りましょう。
ボリュームの話はこの辺にしておきます。
アンプに接続し、ボリュームの接続を確認し、ボリュームを左に回しきったらいざ電源を投入します。
ボリュームがゼロなのでまだ音が出なくて当然です。
それではボリュームを上げます。
sweet honey ODは右に回しきる前にアンプから音が出るはずです。
作ったエフェクターによっては、ゲインがゼロだと音が出ないのもあります。
音が出れば一安心。
ゲインをあげで歪みや音量を確認し、トーンが効くかを確認します。
変なノイズがないかも確認します。
しばらく弾いて遊びましょう。しばらく弾くことで、長い時間の通電確認もできます。
音がでなかった場合。
ptpは一発で音が出ないものと思え と言われたりしますが、そんなこともないと思っています。
レイアウトや回路図を書くときに何度も見直す。
回路を組んだ後に導通を確認する。この2点を確実にやっておけば、まず音は出るでしょう。
それでも出なかったときは?
1.全く音が出ない。
これは信号ラインが切れてるのでハンダ付けや配線忘れを再確認しましょう。
2.爆音のノイズがでる。
グラウンドがしっかり取れていない可能性があります。特に借り配線時のフォンジャックのグラウンドは忘れがちです。
グラウンドが取れている場合はオペアンプの帰還抵抗まわりが怪しいです。導通確認や抵抗値の間違いがないか確認しましょう。
3.音はするけどノイズもすごい。
オペアンプ入力まわりの抵抗がグラウンドに落とすのか、はたまたバイアスかけるのか再確認しましょう。
ここまでやってダメなら・・・しらみつぶしに調べるしかないです。
お次は組み込みです。